高校3年生及び教職員による産業視察
5月28日、当社コンクリート事業部 伊那工場に上伊那地区の高校3年生及び教職員約50名の方が
工場視察に来ました。
これは伊那職業安定協会が毎年行っている「高校3年生及び教職員による産業視察」というもので、
上伊那郡内の各産業を生徒さんに視察して頂き、産業実態の認識を深めてもらうことを目的としています。
当社は今回が初参加でしたので、50人という大人数の受け入れですので困惑しましたが、
事業所みなさんの協力で準備することができました。
いよいよ大型バスがやってきました。
はじめに事務所にて当社の会社概要、事業内容を説明しました。
この南信地区にはコンクリート事業部の伊那工場・南信営業所しかありませんが、
当社ではコンクリート二次製品や、生コンクリートなどの建設資材の製造販売をはじめ、車両の販売整備、
ガソリンスタンド経営や信州特産品、ミネラルウォーター、チーズなどの販売も行っている多角的総合企業です。
コンクリート二次製品は縁石や側溝など、みなさんの通学路の目に見えるところに沢山使われています。
また、山のがけ崩れを防ぐ大型ブロック、登山者を火山の噴石から守る火山シェルターなどにも使われています。
下水道を流す箱ボックスや防火貯水槽などは地中に埋まっていて普段は目にすることはありません。
どの製品も私たちの生活基盤を支える大切な役割を担っています。
そして工場見学です。安全のため全員にヘルメットを着用してもらいました。
何人かスタッフが着き、説明をしながら場内を見て頂きました。
場内には小型製品から大型製品まで沢山の製品が積み上げられています。
サイズまで含めると約4,000種類の製品を製造していますので、使用頻度の高い製品は常に
作り置き(ストック)しておく必要があります。
添乗の先生やハローワークの方からは、上伊那地区には優良な食品メーカーや製造メーカーが沢山ありますが、
このような大型の建設資材はスケールが大きく今まで見たことがなかったので良い経験になった。
と言って頂きました。
沢山の企業、業界を見ることは大切な事ですね。
今回の視察が生徒さんの今後の進路及び業界研究の手助けになれば幸いです。