長野工業高校 工場見学および現場見学

10月11日に長野工業高校 土木科の2年生 約40名が工場見学および現場見学に来ました。

大型バスが到着し、まず始めにコンクリート事業部 本部にて会社概要、事業内容の説明を行いました。

20181025_01.JPG

当社は建設資材の製造販売や土木工事などの建設関連事業以外に、車両の販売整備、ガソリンスタンド経営や信州特産品、ミネラルウォーター、チーズなどの販売も行っている多角的総合企業であることをお話しました。

次に同、小布施工場にてコンクリート二次製品の製造工程を見学しました。

はじめにパサパサのコンクリートを強烈なプレスにより即時に成形してしまうDC(ドライキャスト)工場の見学を行い、

20181025_02.JPG

続いて通常のドロドロした生コンクリートを鉄枠に流し込んで作る工程を見学して頂きました。

20181025_03.JPG

小さな縁石ブロックからトンネルに使用するような大きな製品まで製造し、在庫していますので、スケールの大きさを感じて頂けたように思います。

次に浅川第三排水機場(豊野町)の現場の見学を行いました。

当社は浅川樋門の付帯工事を請負っておりますが、今回、長野県(浅川改良事務所)のご厚意により排水機場内の見学をさせて頂きました。

20181025_04.JPG

浅川が流入する千曲川の堤防は浅川の堤防より7m高くなっています。千曲川の水位上昇に伴い浅川への逆流が始まると逆流防止の浅川樋門が閉鎖されます。そうすると浅川の水が行き場を失い溢れてしまいます。この氾濫を防ぐために浅川の水を排水ポンプにより千曲川に排水する必要があります。

20181025_05.JPG

普段では見ることができない1秒間に14m3の水を排水できる、この大型排水ポンプを見学することができ、私達にとっても非常に貴重な経験となりました。感謝申し上げます。

最後に当社の建設事業部の資材運送部にてクレーン車、大型ユニック車の操作体験を行いました。

20181025_06.JPG

もちろんオペレーターがついて安全を確保した簡単な操作です。

興味のある生徒さんが次々に操作していました。

20181025_08.JPG20181025_07.JPG

長いブームが空高く伸び、荷物を上げ下げします。クレーンや、ユニックの操作がやっぱり一番興味があるようです。

高校生の団体での見学受入れは今回がはじめてです。40人という大人数の受け入れで困惑し、不備な点も多々あったかと思いますが、先生方、役所、事業所のみなさんの協力で無事終了することができました。感謝申し上げます。

当社としましては来年度以降も継続していきたいと考えています。高校生のうちに沢山の企業、業界を見ることは貴重な経験ですね。今回の見学が生徒さんの今後の進路及び業界研究の手助けになれば幸いです。