理系人材が活躍する現場

高見澤では研究開発、設計、品質管理、また建設業の現場代理人など、理系学部出身者が活躍するフィールドが多くあります。理系学生が今は現場のキーパーソンとして働く理系職種(部門)と、各事業部の理系社員を紹介します。

理系職種紹介
理系社員紹介

新製品の開発やCADを駆使した製品割付図の作成、製品の構造計算など、高度な知識と専門性で長野県のインフラ整備に貢献しています。

土木工事の施工計画や、現場での工程、品質の管理をするのが施工管理です。土木の知識や技術が必要とされ、大きなやりがいと責任のある仕事です。

当社の工場並びに製造部門ではコンクリート二次製品、生コンクリートの製造をしています。数多くの試験や品質管理を通じて信頼される製品作りに励んでいます。

工事を発注する役所及び設計コンサルタントに提案営業を専門に行う営業担当者を各営業所に配置。豊富な専門的知識と技術提案力で地域の街づくりに貢献しています。

現場代理人志望から、開発・設計へ

大学では土木工学を学び、最初は建設の現場代理人を志望していました。しかし、実際に就職活動を始めて、現場代理人である兄や友人から話を聞くうちに、「自分に向いているんだろうか?」と疑問を持つようになったんです。他の選択肢も検討する中で、元々見ていたゼネコン系の会社には代理人の仕事しかなかったのが、高見澤にはいくつか選択肢があった。これまでの経験を生かせる設計や開発の仕事があると分かり、「これだ」と思いました。

最終製品に関われることがやりがい

入社して最初の1年は設計を担当、その後5年間は開発営業を担当しました。コンクリート二次製品という分野で高見澤のブランドは確立しており、営業では、他社製品と比較した場合の優位性を具体的に示すことが求められました。4年前から設計・開発担当に戻って、今に至ります。お客様の要望を自社製品でどのように実現するか、現場の平面図や断面図、製品の構造図を作成しています。最終製品に関わることができるのは、やはり魅力的ですね。実際に公の場で使われているのを見ると、やりがいを感じます。

他部署とも支え合う環境

設計している過程では、どうしても行き詰まってしまうことがあります。そんな時、すぐに相談できる上司がいる今の環境はとてもありがたいです。経験の豊かな先輩に恵まれていることで、その分自分は「まだまだ足りない」と感じるのも事実。設計の本質的な流れをつかみ、もっともっとスキルアップしていきたいです。仕事の中では建設生産部からアドバイスをもらったり、事業部間の交流の機会が多いことも、高見澤ならではだと思います。

地域に根ざして働くことの魅力

「化学」という分野は広すぎるため、大学の先輩や友人の就職先は様々でした。自分もやりたいことが定まらず、東京の企業も長野の企業も見てきましたが、徐々に「生まれ育った長野県に貢献したい」「ここでインフラ事業に関わりたい」という気持ちが固まってきました。工事に設計段階から関われたら面白そうだな、と考えて、絞りこんだ企業の中で、いちばん「地域に根ざしている」と感じたのが高見澤です。

「やりたいこと」を通してもらえる職場

入社してからずっと設計に携わり、今年で5年目になります。自分が設計したものが発注に至って、その通りに工事が実現するというのは、素直に嬉しいですね。「目に見えて達成感がある」というのがこの仕事の醍醐味だと思います。設計の仕事は、1日パソコンに向かっていることもあれば、現場に出て、先輩と一緒に施工指導にあたることもあります。今後も設計を続けていきたいと思いますが、自分はどんな分野でも対応できる気がしています。高見澤は様々な事業を行なっており、やりたいことを通してもらえる環境が自分には合っていますね。

分からないことを素直に聞けることが大切

5年目になってようやく仕事の全体像が見え、後輩もできました。この仕事に向いているなと思うのは、自分が分からないことを認識して、それを素直に聞ける人。自分で正しいと判断してやっていることでも、間違いはどうしても出てくるもの。広い視野で「分からない」と捉えられることがまず大切だと思います。また、上司だけでなく、営業担当など他の職種の社員に教えてもらうことが多いのもこの仕事の特徴なので、自然と横のつながりも生まれていますね。

地元・長野で現場代理人の道へ

私が就職した年は、まさに就職氷河期。現場代理人を志望していましたが、当時はゼネコン自体の採用も少なく、できれば地元長野で働きたいという思いから、運良く出会えたのが高見澤の建設生産部(注:当時は運輸事業部の中の建設部)でした。入社してから現場代理人一筋で、今年で14年目になります。現場代理人の主な仕事は、施工計画を作ることと現場に入ること。ひとつの現場が完了するまで、短い案件で工期3ヶ月ほど、そのうち現場に入るのは1、2週間ほどという割合ですね。

自分の裁量に「任せてもらえる」安心感

現場代理人の仕事の流れは、施工計画書を作成することで全てが始まります。現場にもよりますが、地元住民の方との調整などの準備に約1ヶ月を経て、ようやく現場に入ります。現場での1~2週間は会社には出社せず、自宅と現場との往復の毎日。施工期間も完了後も、常に書類作成に追われますが、経験を積むうちに、現場仕事と書類作成の時間の調整は自然とこなせるようになりますよ。スケジュールの調整も含め、他の現場代理人さんと比べて、高見澤はかなり「任せてもらっている」という印象は強いです。

「同じ現場」はひとつとしてない

ひとつの現場には多くの人が関わっており、施工中はあらゆるリスクに気を配る必要があります。現場代理人という仕事には大きな責任があり、時に重圧も感じますが、その分「達成感」があるのが魅力です。また、人工芝のテニスコートを造ったり、道路を広げたり、水路を新設したり、多くが長野市近郊の仕事ですが、「同じような現場」というのはほとんどありません。毎回が挑戦であり、どの仕事も地域の生活に密着していることを日々実感しています。